子供の寝顔で反省会

日記帳です

親馬鹿

長女は、好奇心が強く様々なことに興味を持つ。

そういう年頃なのだろう。

でもだんだんと親が一瞬「うっ」となるような質問をぶつけてくるようになった。

 

「どうして川の水はしょっぱくないのに、川の水が流れる海はしょっぱいの」

「どうして雨が降るの」

「電気はどうやって作るの」

ト長調ってなあに」

「どうしてブラジルは朝なのに、日本は夜なの」

「てんのうって何」

「へいせいって何。しょうわって何。」・・・・等々。

 

5歳の子供にわかりやすく説明するのが大変難しい。

でもネットで調べると、同じ悩みを持つ親御さんは多いようで参考になる記事などがヒットしたので、説明に困ったときは参考にさせてもらってる。ネット時代万歳。

 

長女は、ひらがなの読み書きも早かった。時計も分単位で読めるようになった。

今は、足し算引き算に興味を持っていて、1位数2位数(繰り上がり下がりなし)の加減法プリントをやっている。

 

正直、私はひらがなはまだしも、算数はあまり先取りしないほうがいいと思っている。

算数は暗記科目ではなく、考える力を育む科目だと思う。

数の仕組み、おもしろさ、、そういったものを感じてほしいなと思っている。

プリントを与えてやらせるのは簡単なんだけど、そういう算数の面白さを教えるのってとても難しい。私が数学が大の苦手だったことも大きな要因だけど。

 

長女は、「○○の不思議」とか「不思議がわかる本」「地図パズル」など、知識欲を満たしてくれる本や図鑑がお気に入りで好んでよく読んでいる。

「どうしてクジラやイルカの頭に穴があるか知ってる?」と聞いてきて、仕入れた知識を披露して嬉しそうにしている。

私の弟もそんな感じの子供だったので懐かしく感じる。

 

苦手、というか得意でない分野だったのが「生き物」だ。

生態を知ることは興味があるけど「触れない・怖い」。

春の遠足で動物園に行ったとき、モルモットやウサギ触れなかったらしい。

これは私や夫の影響もあり反省点なのだが、あまり動物や虫、魚などと触れ合う機会が少なかったせいかもしれない。

虫に関しては、苦手で避けていた。

大人になって、動物に触れるのが苦手でもいいと思う。そういう人はたくさんいるし。

ただ子供のうちに機会を与えず、苦手にさせてしまうのはもったいないと思っている。

「いのち」に対する意識の基本も、あらゆる生き物を知ること、触れることから育まれるのではないかとも思う。この世界は、人間だけで生きているわけではないのだ。

 

すこし遅まきながら、親子でこの一年は生き物に触れる機会や飼育経験(金魚だけど・・)などを増やし、テレビも動物を扱うものを積極的に視聴した。

最近では、犬や猫と積極的に触れ合おうとしたり、犬を飼いたいと言うようになってきた(これは保留)。生き物に対して「かわいいな」という素直な気持ち、「触ってみたい」という興味、「どうして・どうやって」という疑問が少しずつ育まれてきた気がする。

親馬鹿だけれど、長女の知識欲や幅広い興味関心は一つの才能だと思う。

そういう年頃だから、、ではなく才能だと思って育ててあげたいなと思う。